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一ジャニヲタがHey!Say!JUMPをおじゃんぷちゃんと呼ぶようになるまで④

ジャニーズ

「この子たち仲良いじゃん!」

何と言ってもこれに尽きる。

Hey!Say!JUMPのコンサートDVDを初めて鑑賞して最も意外だったこと。

9人は仲が良い。

そもそも誰に何を吹き込まれたわけでもないのに、何故仲が悪いと決めつけていたのか、今となってはそれこそ“∞ミステリー”だが、メンバーが9人も居て仲が良いはずないと、まるで強迫観念に近い確固たる自信さえあった。

あの頃のわたしの鼻をへし折ってやりたい。

元々わたしは、仲の良いグループやコンビが好きだ。別に仲が良いのがグループとして正しい在り方というわけではないし、それ以前に仲が良いか悪いか、本当のことなんて我々には知る術もない。もっと言うと、本当のことなんて実際どうでもいいのだ。そんなものは“言ったらぶっ飛ばす”してやる。要するに好みの問題だ。他のグループと比べる必要だってない。

わたしは単純に、仲の良い雰囲気がより全面に押し出されているグループに憧れ、また強く惹かれる。そして、コンサート中のHey!Say!JUMPがまさにそうだった。メンバーがメンバーの元へ駆け寄り、顔を見合わせ笑う。それすら自分のイメージにはない光景だった。一体何がそこまで面白いのかと、こちらがおいてけぼりを喰らう程のわちゃわちゃ感、ここまでくると完全に予想外である。中島裕翔に至っては、変なモノ拾って食ったんじゃねえかってくらいのはしゃぎっぷり。キメキメの山田涼介にも容赦なく絡む。

あまりに意外だった為、知ったような口で「やまりょとゆーとって仲悪いんじゃないの?」とソフトクリームに夢中の友人に問うたところ、「昔はいろいろあったみたいだけど、多分今は仲良いよ〜」と優しく教えてくれた。(ふんぞり返って可愛いを連呼するわたしによくまあソフトクリームを投げ付けずに居られたものだと思う)

どうやらこの件に関しては、本人たちも当時を振り返り、複雑な心境だったと吐露しているようだが、考えてみたらいろいろない方がおかしい。

そうだ、彼らももう成人した大人なのだ。

デビュー前に何があったのか、デビュー後に何があったのか、全てを把握することは不可能だが、若くしてメンバーの脱退を経験した9人は、想像以上に強い絆で結ばれているのではなかろうか。しかし何より大事なのは、今現在、ステージに立つHey!Say!JUMPが最高に輝いていた、紛れもない事実である。それだけで十分だった。一ジャニヲタがおじゃんぷ沼への小さな一歩を踏み出すには。

そのあまりの仲の良さから、事務所の偉いさんに「たまにはケンカして!」と提案されたなどのほっこりエピソードをわたしが耳にするのは、まだもう少し先のことである。





つづく