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一ジャニヲタがHey!Say!JUMPをおじゃんぷちゃんと呼ぶようになるまで③

ジャニーズ

わたしは多重人格者なのだろうか。

もしかしたらかの有名なヒッチコック作品「サイコ」でお馴染み、ノーマン・ベイツさながらの不気味な笑みを浮かべていたかもしれない。
それくらいの豹変っぷりだったろう。
いや、大丈夫だ。母親は生きているし、そもそも実家はモーテルなど経営していない。

実際はそんなことを考える余裕はなかったが、しばらくしてあることに気付いた。
何だか人一倍元気のいい子が居る、と。
ステージを所狭しと駆け回り、ピョンピョン飛び跳ね、しかも笑顔は崩れない。背が高く、体も軽そうだ。あれは…そう…

「え!?ゆーと!?!?」

紛れもない、中島裕翔、その人である。

もちろん知っている。

彼は、わたしが出戻るきっかけとなった伝説のドラマ「野ブタをプロデュース」に、修二こと亀梨和也の弟役で出演していたし、SUMMARYやDREAM BOYS等でもおいしいポジションを与えられており、ジャニー喜多川の“スペオキ”と言っても過言ではなかったからだ。
では何故驚いたのか。理由がある。

それは、わたしが中島裕翔に対し「大人しい普通の子」というイメージを昔から抱いていたこと、更には「グループを抜けたがってそう」などと大変歪んだ色眼鏡で見ていたことが原因だ。ところが、その身勝手な固定概念は、あっさりと崩壊する。

テレビの中の彼は大人しいどころかはしゃぎまくり、普通の人間には発することの出来ない輝きを放っていた。当たり前だが、グループを抜けたがっているようにも思えなかった。何より、ファンサービスが一番行き届いていたように感じた。(あくまで個人的な感想)

この頃はちょうど、Sexy Zone佐藤勝利の目がいかに死んでいるかを検証する生活を送っていたせいで、より衝撃が強かったのかもしれない。

「もちろん知っている」

とんでもない思い込みだった。

ところが、Hey!Say!JUMPの逆襲がまだ始まったばかりであることを、この日のわたしはまだ知らない。





つづく