溺れるナイフで溺れたヲタク

 

映画『溺れるナイフ』 公式サイト 監督/山戸結希 原作/ジョージ朝倉|TOP

 

 

 

 

 

 

 

映画が好きです。だからこそ正直に言わせて貰うと、この映画は劇場で観る程のものではないと思います。原作未読の身からすると、コウちゃんと夏芽の出会いが雑に描かれていたような気がしたし、音楽も違和感、上白石さんが演じたキャラクターも必要性を感じない、ただひとつだけ。この映画のおかげでひとつだけ、わたしの歴史が動いたのです。

 

 

 

 

 

 

Twitterでも上記のようにツイートしましたが、『人のセックスを笑うな』は2008年公開作品なので、おそらく観てから8年くらい経っているのに、ずっと邦画キスシーンNo.1の座に君臨していたのです。本編の内容はまるで覚えてないけれど、最後の方にあった忍成くんと蒼井優ちゃんのキスシーンがすごく微笑ましくて、キュンとしたのは忘れられなくて。あ、いや、そうですね、まずはご覧下さい。

 

 

簡単に補足すると、蒼井優ちゃんは永作博美に夢中の松ケンへ想いを寄せる女の子、更に忍成くんはその蒼井優ちゃんの気持ちに気付きながら見守る男の子、という設定です。2人のやり取りが非常に自然なんですけど、驚くなかれ、このシーンなんとアドリブとのこと。ちなみに『シャニダールの花』の綾野GOと黒木華の鼻キスも良きです。

 

一方重岡くんと小松菜奈ちゃんのキスシーンは、撮影に5時間かかったそう。こちらはさすがに動画は上がってませんでしたが、拾った台本の画像を分析してみると、細かい部分までは描かれていないようなので、あの長回しイチャコラは普段の重岡くんの姿なのでしょうか。

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だとしたら全ジャニヲタにおすすめしたいです。ストーリーが暗めなだけに苦手な人もいらっしゃるでしょうが、機会があったらどうぞ。金髪の菅田将暉も一見の価値ありです。最後に、重岡くんは早いとこキスブサに出てくださいお願いします。

わたしがレッツゴー6匹で泣く理由

レッツゴー6匹

※V6の13枚目となるオリジナルアルバム『The ONES』に収録

 

6人の仲の良さが伝わってくるようなアカペラで始まるこの曲は、井ノ原快彦がプロデュースしたもの。作詞と作曲を手掛けたのは、井ノ原自身も大好きだという池田貴史(レキシ)。レキシだけにV6の歴史にスポットを当てたこの曲には、これまで歌ってきた曲のタイトルが見事に散りばめられている。作り手側の遊び心に拍手!

 

(公式サイトのライナーノーツより)

 

今回、メンバー6人それぞれが1曲ずつプロデュースをしているわけだが、今のところ健さんプロデュースの『Remember your love』と、快彦プロデュースの『レッツゴー6匹』がお気に入りだ。ちなみに最近になって突然、井ノ原快彦のことをどこぞの勇者よろしく、ヨシヒコと呼び始めた。(何故かは知らん)

 

それにしてもこの『レッツゴー6匹』がまた、泣ける。明るい曲調に前向きな歌詞、ある仕掛けがしてあるからではない。“ある仕掛け”については言わずもがな、誰かしらが解析してるだろうから言及はしないけれど、いまいちピンとこない未視聴組は、是非フルで聴いてみてください。(試聴はこちら→V6 13th ALBUM「The ONES」特設サイト)

 

わたしがこの曲を聴いて目頭が熱くなる理由は、“井ノ原快彦プロデュース”ってとこ!!!!!!

 

改めてV6の井ノ原快彦という存在のありがたみを知ったわけです。プロデュースって言ってもどの程度案を出したかは分からないし、もちのろん作詞作曲を担当したレキシ氏の多大な力もあるだろうが、最初から最後までユニゾンにしたのが非常に快彦らしい。

 

快彦の優先順位が面白いんです。わたしが思うに彼は、自分が楽しむことが最優先に見える。それはつまり、メンバーのことを楽しませたいという部分と、ある意味比例していて。自分が楽しく居たいからメンバーにも楽しく居て欲しい、その究極にシンプルであたたかいエゴイズムの下で、V6はオリジナルの空気感を醸し出しているのかなと。

 

言わばすべて自分の為、まあ、活字にしてしまうと途端に温度を失うけども、自分の為にを前提に他人の為動く行為って、ひとつも嘘がないじゃないすか。でもそのやり方に多少の嫌らしさや、下心が伴わない人ははなかなか居ない気がします。快彦には、自分>メンバー>ファンの図式が似合う。一点の曇もない。

 

だからこそ『レッツゴー6匹』はファンへ向けた曲でもあり、メンバーを笑かしたい快彦の欲求を叶える曲なのではないか、そしてその思惑通り誰のことも不幸にしないどころか、皆のことを幸せにしてくれる楽曲に昇華しているのではないか。こんな正直な曲を耳から吸収し、わたしは泣くのです。

 

 

 

 

 

無茶したな、V6。(お前だよ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

快彦「終わりました♡」

先生!KAT-TUN中丸雄一くんにピッタリな役、見つけました。

田舎の漁村で、妹のウンジ(リュ・ヘヨン)と2人で生活しているジャンウ(チュウォン)。他界した両親に代わって懸命に働いてウンジを養ってきたジャンウだったが、何者かに彼女を殺されてしまう。その後ジャンウは、妹のために死者の魂を慰めるとされる救魂祭で怪しい男を見掛けて犯人だと直感するが逃げられる。激しい怒りと深い悲しみを抱える中、他人の死を予知できる霊能力者シウン(イ・ユヨン)の助けを借りながら男の行方を追う。やがて、ミン(ユ・ヘジン)という薬剤師の存在が浮かび上がるが……。

 

 

 

※以下ネタバレあり

 

 

 

最初に言っておきますが、この映画、映画としては何てことないです。韓国映画にしては普通です。ただ、この映画の犯人こそ、今一番中丸のイメージに近いサイコパスだと確信しております。

 

あらすじにもある通り、そのまんま薬剤師が犯人なのですが、まず薬剤師という職業が中丸に合う。銀縁フレームの眼鏡はマスト、あわよくば白衣着用で、夜な夜なやばい薬調合してればそれでいいから。あ、ここまでは全ヲタク共通認識だと思ってます。

そんでまあ、人格者として扱われていた犯人は、実は家族を惨殺してたりと暗い過去があったわけですが、そんなことより主人公の妹を殺した理由ですよ。わたしはてっきり一方的な好意かと勘違いしていたんですね。若くて元気な被害者が、くたびれたおじさんである犯人にUFOキャッチャーの景品をあげる描写があって、これはやっちゃったなと。そんな優しくしたらおじさんよからぬ妄想しちゃうぞと。そしたらその逆、犯人は被害者のような「媚びる女が反吐が出る程大嫌い」だったらしく。結果、憎くてしょうがない彼女をズタズタに痛めつけて殺して水に沈めたんですね。

このような女へのコンプレックスの抱き方が非常に中丸っぽい。あと犯人、自閉症の妹を亡くしてるし、そこらへんも屈折に屈折を重ねていて。よく分からない、被害者の携帯から兄に自ら電話をかけたくせに無言で切るってメリットのないくだりも、中丸に置き換えたら納得出来そうな気がします。哀しみに暮れる兄を弄ぶゲームなのかなって。

中でも、犯人が動けない状態の主人公に対し、被害者を殺す瞬間を収めた動画を見せるシーンが中丸過ぎて。薄ら笑いを浮かべながら「これを削除すると証拠がなくなるぞ」とか言って携帯をかざすもんだから、もはや中丸にしか見えなかったですもん。

韓国映画は非常に傑作が多くハリウッドでもリメイクされたり、日本映画では到底適わぬジャンルを確立しているので、例えば『チェイサー』や『オールドボーイ』などにはもっともっとえげつない犯罪者が登場するけれど、今まで中丸のイメージにピッタリの異常者って居なかったように思うんです。故にちょっと興奮気味にまとまりのないブログまで更新してしまい、申し訳ございません。たった1人にでも届いたら意味がある、そう信じています。

 

ちなみに犯人を演じたユ・ヘジンさんはめっちゃ犯人顔!!!

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これが中丸に自動変換されるんだから恐ろしいっす…

 

あいつだ [DVD]

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森は知っている(ネタバレあり)

南の島の集落で、知子ばあさんと暮らす高校生の鷹野一彦。
東京からの転校生・詩織の噂話に興じるような、一見のどかな田舎の高校生活だが、その裏では、ある組織の諜報活動訓練を受けている。
ある日、同じ訓練生で親友の柳勇次が、一通の手紙を残して姿を消した。逃亡、裏切り、それとも?その行方を案じながらも、鷹野は訓練の最終テストとして初任務につくが――。
過酷な運命に翻弄されながらも、真っさらな白い地図を胸に抱き、大空へと飛翔した17歳の冒険が、いま始まる!

 

 

わたしには、小説や映画の登場人物に、独断と偏見でジャニーズをあてがってしまう癖がありまして。いや、癖なんて可愛いもんじゃない。こりゃ病気だな。

もれなく先程読み終えた吉田修一さんの『森は知っている』の主人公鷹野が、Hey! Say! JUMP八乙女光と重なった。と言っても小説自体は特別面白いと感じなかったので、もしも実写化したら光に演じて欲しいなくらいのレベルです。

 

高校三年生の鷹野は、実は産業スパイとして、とある組織に育てられている。彼には四歳の頃母親の手でマンションに置き去りにされ、弟が目の前で餓死した過去がある。猛暑の中、ドアや窓をガムテープで密閉された部屋で、自分の便にまみれた状態で発見された後、秘密裏に死亡したことにし新たな名前を付けられた。

 

光、君じゃないか。

 

普段テレビで見る光はチョケがちだけど、以前よりわたしはなんか違うなと思っていて。これは偏った願望ながら、光には暗い暗い場所に居て欲しいんすよ。“光”じゃなくて“影”で居て欲しいんすよ。少数派だろうけど。

この小説の“影”は鷹野で、“光”は柳という親友。柳はふっかかモロたんっすね。本当は岸くんなんだけど、光とのバランスを考えたら。柳のちょっと楽観的で行動力のあるキャラクターは、うん、やっぱりここはモロたんかな。ちなみに柳の弟の寛太は松田元太くん。以上がわたしのキャスティングです。

 

興味がある方はどうぞ。

 

森は知っている

森は知っている

 

 

 

西加奈子と今江大地

 

僕はこの世界に、左足から登場した。

 

 

 

 

 

西加奈子さんの小説、『サラバ!』上巻は、主人公のこんな台詞から始まる。

 

そんな主人公の友人として登場する、“須玖”というキャラクターが居る。

 

主人公が男子校のサッカー部で出会い、大きな影響を与えるこの“須玖”ついて、どうしても書き留めておきたかった。

 

須玖くんはサッカーが上手い。中学ではミッドフィルダーを務めていたらしい。休み時間にはジョン・アーヴィングの『ホテル・ニューハンプシャー』を読んでいる。そして何より美少年。そう、須玖くんは主人公曰く、「背は低くてもハンサムだ。」とのことだった。

 

けれど、須玖くんは決して自分から発信しない。音楽や映画に精通していながら、知識をひけらかすようなこともない。それでいて、たまに発する一言は爆発的に面白い。これも主人公に言わせれば、「須玖はまったく、空気のような奴だった。」のだ。

 

そんな須玖くんと主人公の間で起こった一つのエピソードが、わたしにある人物を連想させた。

 

そのエピソードとは、彼らの学年に居たホモセクシュアルの林くんに、須玖くんが好意を寄せられるというものだ。

 

林くんは学校中から心無い罵声を浴びせられたり、暴力を振るわれたりしていたが、須玖くんだけは普通に接した。

 

そんな須玖くんに主人公は聞く。

 

「気持ち悪ない?」と。

 

すると須玖くんは、「気持ち悪くなんてないで。」「なんやったら、尊敬してるよ。」「自分のしたいこととか思いに、嘘つかずにおるのって、難しいやろ。特に、林のような人らは。」と、泰然と答えるのだ。

 

言い忘れたが、『サラバ!』の舞台は最初こそイランでスタートするものの、主人公は関西人である。

 

この関西弁で思い浮かんだのが、今回の記事のタイトルにあるよう関西ジャニーズJr.の今江大地くん、その人だったのだ。

 

「大根大好き今江大地です!」でお馴染み今江くんは現在21歳、京都府出身、メンバーカラーは緑、身長161cm、funky8に所属する現役大学生である。

 

正直、今江くんのことはよく知らない。たまにまいジャニで見かけるくらいだ。なのに、わたしには須玖くんが今江くんに思えてしょうがなかった。

 

何が言いたいのかと言うと、須玖くんの魅力を誰かと共有したいということ。あわよくば今江担に『サラバ!』を読んで欲しいということ。

 

しかし『サラバ!』上下巻はいかんせん長い。下巻の須玖くんには触れないでおこう。一人でも何となくでもいい、伝わったら嬉しい。

 

 

 

 

 

 

 

「じゃあ、林に告白されたらどうするん?」

 

「断るよ。」

 

「なんて言って?」

 

「僕は林のことは好きになられへん、て言う。」

 

男は好きじゃない、とか、そんな趣味じゃない、などと言わない須玖は、やっぱりとてもいい奴だと思った。

 

 

 

サラバ! 上

サラバ! 上

 

 

サラバ! 下

サラバ! 下

 

 



 

ジャニヲタとヒメアノ〜ル

ヒメアノール【hime-anole】[名詞][造語]
“アノール”とはトカゲの1科である。イグアナ科アノール属に含まれるトカゲの総称。165種ほどがある。最大の種でも全長が40cmほど。雄ののどには色彩豊かな袋状の飾りがあり、テリトリーを守るためにこの飾りを他の雄に誇示して威嚇する。南北アメリカ大陸とその周辺の島々に分布する。
{ヒメアノール=ヒメトカゲ}となるが、“ヒメトカゲ”とは体長10cmほどで猛禽類のエサにもなる小型爬虫類。つまり“ヒメアノール”とは強者の餌となる弱者を意味する。

 

ヒメアノ~ル - 作品 - Yahoo!映画

 

※ネタバレあり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月28日に公開された作品ですが、11月2日のDVD&BD発売を前に、今こそ感想をブログに記しておこうと思います。
まずは簡単に、わたしについて注意点を幾つか。

 

  • 森田剛を剛様と呼んでいる
  • 濱田岳を岳ちゃんと呼んでいる
  • それなりに映画は観ている
  • ジャニヲタ

 

さてと、それでは参りますか。

ヒメアノ〜ル』、純粋に面白かったです。

そもそもわたしはV6のFCに加入しているくらいには剛様のことが好きですし、岳ちゃんのことも金八時代から見守ってきて理想の男性だと信じていますから、この2人がスクリーンの中で対峙しているだけで感無量だったのですが、それらを全て差し引いても楽しめたに違いありません。

 

最も良かったのは、99分という上映時間。

初っ端からぶっ飛ばしてそのまま一気にフィニッシュってな具合にも出来たけれど、焦らす所は必要以上に焦らす。そのおかげで気持ち悪さが倍増していました。そう、ずっと気持ち悪いですこの映画。

吉田恵輔監督の作品は、『さんかく』と『ばしゃ馬さんとビッグマウス』しか観たことはありませんが、どちらも気持ち悪くて、手で触れられそうな程にリアルな気持ち悪さが持ち味の監督だと認識していたので、その点も大成功かと。

 

特に回想シーン。

高校時代の主人公森田が、同級生にBB弾で撃たれたり 、犬の糞を食べさせられたりと、なかなか過激な描写がある中で、最も強烈だったのが教室で自慰させられるシーンです。

シチュエーションが非常にエグくて、夏の蒸し暑い日、雲ひとつない青空、壁一枚隔てた学校という小さな箱で、人一人の人生に関わる事件が起きている、内外の対比がインパクト大でしたよね。逃げようと思えば逃げられるのに、どうやっても逃げられない、不条理なのに不自然じゃないのがまた絶妙で。

ただこの映画、解りやす過ぎた部分も多々あったような。

 

例えば、他人の家に不法侵入し食事を取っていた森田の元に住人が帰って来てしまい、刺し殺すシーン。殺した後すぐさま食事に戻るのは、違和感こそないものの、少々あからさまかなと。
逆に公園のベンチで喫煙を咎められた森田がタバコを揉み消し、何を言われても「吸ってません」で押し通すシーンや、居酒屋で岡田にカフェに行ったのは初めてじゃないと見抜かれ、「言ってないよ」ととぼけるシーンなんかは、日常を描きながらちょっとした不信感を抱かせるには、至極自然な魅せ方でドキドキさせられました。
あっ、森田が漫喫で小銭を確認した後、プラン変更するシーンも何だか印象に残っています。

 

原作未読のわたしには、森田のキャラクターに関して何個か疑問も残ったのですが、一つは森田の殺し方に一貫性がないこと。
海外ドラマで得た拙い知識だと、殺人でしか性的興奮を得られないシリアルキラーは大概にして勃起障害なのですが、森田の場合はレイプもします。そして絞殺、撲殺、刺殺、更には放火まで、手段を選ばず何でもします。所謂無秩序型と呼ばれるタイプ。警官から奪った拳銃を海に捨てたり、岡田の母親に友人を装って電話したりと、知能指数は高いはずが、ユカの部屋のドアをしつこく蹴って隣の住人にバレるし、いまいち背景が見えなかった部分も。

映画ではユカに執着した理由が描かれてません。各々ググりましょう。

 

漫画の実写化には多少の相違は付き物ですから、もっともっとインタビュー記事等読み漁るべきかもしれません。だって、前半パートと後半パートで変化を出す為に、後半パートは手持ちのカメラに切り替えてるとパンフで監督が仰っていて、膝を打ちましたもん。パンフ、実に読み応えあります。

 

まあ、でもパンフやフライヤーには、勿論好意的なレビューしか載らないわけでして、ただでさえジャニヲタというのはどうしても盲目な面がありますし、某サイトで評価の低いレビューをあえて検索してみました。すると、「森田くんがイケメン過ぎて面白くない」や、「森田の演技は誰にでも出来る」など、剛様に対する批判コメントが。

 

いや、ごめんそこじゃない!!!!!!

 

ジャニヲタ目線で一番重要なのは、ジャニーズ事務所所属の“V6森田剛”が、本作のオファーを快諾した事実であって、その決断を評価されるべきだと思うのです。だってジャニーズが犬の糞食べさせられるんですよ。死体を前に自慰行為に及ぶんですよ。レイプしようとした相手が生理でイラッとするんですよ。ローターで首絞められるんですよ。この「誰にでも出来る」しんどい役を、剛様はV6の結成20周年シーズンに演じていたと、今一度頭に入れてご覧頂きたいです。 剛様が森田を演じたことにより、ジャニーズの可能性が広がりました。ジャニーズ出演の映像作品としては、2001年のドラマ『ネバーランド』にて、今井翼に好意を抱いていた田中聖が山崎裕太に犯され自殺する少年を演じた以来の衝撃です。何より共演した岳ちゃんが、パンフでこう言っています。

 

「とにかく森田さんが理解しがたい役柄をここまでやり通したところが、この映画のみどころだと思います。」

 

ヒメアノ〜ル』に感謝を。

 

剛様に敬意を表して。

 

まだDVDもBDも予約してないけど。

 

 

 

白状します。9年前まで森田剛のことが苦手でした。

今週のお題が「今年見に行ってよかったもの」ということなので、初めてお題に挑戦してみようと思う。

わたしが今年見に行ってよかったものと言ったら、それはもう「V6 LIVE TOUR 2015-SINCE 1995~FOREVER-」一択だ。ちなみに入ったのは11月1日のオーラス公演。V6のコンサートも初めてだったし、代々木も初めてだったし、何ならひとりぼっちでジャニーズのコンサートへ行くのも初めてだった。しかも20周年、デビュー日、記憶に残らない方がおかしい。ところがどっこい、今では骨の髄まで強火事務所担のわたし、9年前まではV6にそこまで興味がなく、こと森田剛に至ってははっきり言って苦手だった。下手したらゴロツキくらいの認識だったかもしれない。ちなみに現在、森田剛に関しては普段から“剛様”と呼ばせていただいている。果たして9年前に一体何があったのか。

答えは単純明快。2006年の12月31日、初めてV6を生で見たのだ。そう、東京ドームのカウントダウンコンサートである。それもまた出演者の待機場所となるベンチ上のスタンド最前列で、当時関ジャニ∞の大倉担だったわたしは浮きに浮き足立っていた。そしてあの日、V6はHONEY BEATを初披露した。それだけ。たったそれだけでイメージを180度変えられるなんて。歌って踊る森田剛を生で拝んでから数日後、気付いたらわたしのメールアドレスは「go-tarimo@」になっていた。アドレスを変更してあんなに反響があったのは後にも先にもGOタリモだけだ。これぞマサラマザールトリピッピー。

以来、申し訳程度には映画のVHSやコンサートDVDを所持しているが、それでもわたしは森田剛含めV6に精通しているわけではないし、知らない事柄の方が多い。言わば初心者だ。そんなひよっこが乗り込んだV6の20周年記念コンサート、とにかく楽しかった。満足。大満足。一切の無駄がなかった。ジャニーズ事務所において個人的に重要視しているのが、そのグループにしか出来ないパフォーマンス、である。別に歌が下手だろうが踊りが揃わなかろうがそんなのは二の次だ。その点V6は、今のV6にしか出来ないV6のコンサートを魅せてくれた。確かにTOKIOだって嵐だってHey! Say! JUMPだってステージに上がったけれど、それだって、いや、全て込みでV6が20年間V6だった証だろう。舞台も映像も衣装も非常にシンプル。隅々まで簡素だった。だからこそレーザー演出やイスを使ったダンス、一つ一つがよく映えた。瞬きするのも惜しかった。最たるものが森田剛のあいさつである。


「皆さん今日はありがとうございました。そして何より20年間、V6というグループを信じて付いてきてくれてありがとうございました。嬉しいです。この6人で、20年やってこれて。また代々木で、同じ景色が見れて。そして、ファンのみんなもこんなに集まってくれて、ほんとに嬉しく思ってます。これからも、頑張っていきますんで、どうか、V6のことをよろしくお願いします。今日はありがとうございました。」


森田剛という人は一貫して多くを語らない。渋い。それが最大の魅力だと思う。20年間同じメンバーで活動する、それは決して平坦な道のりではなく、坂本昌行長野博・井ノ原快彦・森田剛三宅健岡田准一、彼らが一列に並んでる姿、見に行ってよかったどころか、もはや生きててよかったの世界。今までありがとうございました。これからもありがとうございます。ついでに全くお題関係ないけど、わたしが当日に投下したV6オーラスのレポと、某女性週刊誌さんの記事が見れば見る程酷似しているのだが、これはもしや原稿料何割かいただけるやつでしょうか。

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